日本ミツバチを待ついわゆる”待ち箱”の置き場所
悩みますよね。
日本ミツバチの養蜂の難しいところはここ。
お迎えできなければ、種バチを即購入するわけにはいかないので
分蜂が盛んな春には皆さん物(待ち箱)を使ってお出迎えをするようです。
近くで、日本ミツバチを飼っている人がいれば分蜂した群を分けてもらうのも
手だそうですが、その方を見つけるのも難しそうですね。
場所の選定
- 東・南側に開けた林や、田畑との境目などの見晴らしがよい場所。
- 大きな木や岩のすぐ下、蜂がここだと目印にしやすい場所。
- 適度な日当たりはあるけれど、暑くなりすぎないところ。
- 風が当たり過ぎないところ。
これだけ書くと猛禽類の営巣場所と割と似ていますね。
私は以前猛禽類の調査をしていたことがあった、白地図を見てどこに営巣するかが何となくわかる気がしています。
ただ、ミツバチは視覚に頼っている割に、巣に戻れなくなったりすることがあると聞いて、ちょっと驚き。
もっと何かのセンサーでちゃんと戻れると思っていましたよ。
待ち箱
横長よりは縦長を
角型の物よりは樹洞を思わせる丸形を空間を好むようです。
取り込みやすくする工夫
- 木の表面を焼く、水にさらしてアクを抜く
- 巣くずを溶かした誘引剤と呼ばれるものを塗る
- 日本ミツバチの蜜蝋を塗る、西洋ミツバチの蜜蝋は日本ミツバチを誘う事はないようです。購入する場合は 日本ミツバチの蜜蝋であることを確認すること。
- キンリョウヘンを活用する (花芽を付けないと、誘引作用がありません)
- 人工的誘引剤を利用する (有効期間があるので、春の分蜂に向けて)
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